ランドスケープってなに?

8)ランドスケープ人物事典Wikipedia

インターネットフリー百科事典「Wikipedia」に掲載されているランドスケープ関連の人物を収集しました。説明文は抜粋です。内容については、オープンコンテントのサイトであることを踏まえて、ご利用・編集をお願いします。
(最終更新:2020/01/30)


職業解説とデザイナー
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ランドスケープってなに?
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【職業解説とデザイナー】
ランドスケープ
Landscape architect(英文)
Landscape architecture(英文)
環境デザイナー
アーバンデザイナー
ガーデンデザイナー

【あ】

アントニ・ガウディ(スペイン 1852-1926)
:サグラダ・ファミリアをはじめとしたその作品はアントニ・ガウディの作品群として世界遺産に登録 グエル公園

アンドリュー・ジャクソン・ダウニング(アメリカ 1815-1852)
:ニューヨークのセントラルパーク造営計画の発案者 著書は庭園設計の基準とされる

アンドレ・ル・ノートル(フランス 1613- 1700)
:ヴェルサイユ宮殿庭園を完成させ、フランス式庭園様式の確立

イアン・マクハーグ(アメリカ 1920 - 2001)
:ペンシルベニア大学ランドスケープアーキテクチュア・地域計画学部の創立者 「Design with Nature」著

池原 謙一郎(いけばら けんいちろう 1928 - 2002)
:筑波大学芸術専門学群で教壇にたちデザインを指導する一方で造形美を追求したアート感覚の公園を設計、戦後造園設計界の中心的存在となった。

イサム・ノグチ(アメリカ 1904 - 1988)
:彫刻家、画家、インテリアデザイナーであり、造園家・作庭家 モエレ沼公園を設計

石川 幹子(いしかわ みきこ、1948 - )
:全国約200の市町村の水と緑の計画・設計に携わる。東京大学大学院工学系研究科教授兼慶應義塾大学政策・メディア研究科教授

上原 敬二(うえはら けいじ 1889 - 1981)
:造園技術者業成を目指し、東京高等造園学校設立 日本の造園学の創始者として知られる。

ウィリアム・ロビンソン(イギリス 1838 - 1935)
:豪華な装飾庭園をことのほか嫌い、より自然へと戻す運動を展開、自然風の庭園の在り方を提唱した 庭園は自然を尊重するものでなければならないと説く

ウォーレン・マニング (アメリカ 1860-1938)
:原生の植物を活用するなど、自然主義的なアプローチのデザインを強調 ハリスバーグ公園デザイン バーミンガム都市計画 ロングビューガーデン

エベネザー・ハワード(イギリス 1850 - 1928)
:近代都市計画の祖とよばれる社会改良家。田園都市論において自然との共生、都市の自律性を提示 

小川 治兵衛(おがわ じへえ 1860 - 1933)
:近代日本庭園の先駆者とされる作庭家 通称植治(屋号)京都御苑と御苑内御所・修学院離宮・桂離宮・二条城・清水寺・南禅寺・妙心寺等の作庭および修景も手がける

折下 吉延(おりしも よしのぶ 1881 - 1966)
:表参道ケヤキ並木や神宮外苑の銀杏並木などを生み出し、日本式典雅と洋風のを折衷する手法で全く新しいデザインを実現、都市計画協会では「公園緑地折下功労賞」を設定
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【か】
ガレット・エクボ(アメリア 1910 - 2000)
:EDAW創始者の一人。ランドスケープデザインの近代化を進め、またカリフォルニア大学教授として、シビックデザインとランドスケープデザイン教育にも携わったほか、多くの書物を著している。

北村 徳太郎(きたむら とくたろう 1895 - 1964)
:中央官庁で黎明期の都市計画行政の指導監督、戦災復興事業の実践等の任にあたる。財団法人日本公園緑地協会では公園緑地について著しい業績のあった人物等を表彰する「北村賞」を設置

北山 安夫(きたやま やすお、1949 - )
:多くの名庭の修復を手がける 京都平安遷都1200年記念事業の梅小路公園 「十彩回廊粋」 作庭

久保 貞(くぼ ただし 1922 - 1990)
:大阪府立大学教授として、多くの造園家、デザイナーを育成し、また海外で数々の日本庭園を作庭した。

クリスティアン・カイ・ローレンツ・ヒルシュフェルト(ドイツ 1742 - 1792)
:ドイツきっての造園理論家で、民衆のための庭園フォルクスガルテン思想の考案者。造園理論の書や庭園芸術論などで著名 クリストファー・タナード(イギリス 1910 - 1979)

クリストファー・タナード(イギリス 1910 - 1979)
:イギリスにおける近代ランドスケープデザインの先駆者として知られ、また戦後は歴史遺産保存の分野で世界的に活躍

小堀 政一(小堀 遠州:こぼり まさかず 1579-1647)
:作庭家(代表庭園:南禅寺本坊方丈南庭、仙洞御所南池庭)庭園に直線を導入、樹木を大胆に刈り込み花壇を多く用い、芝生の庭園を作るなどの工夫は西洋の影響が指摘される
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【さ】
佐藤 昌(さとう あきら 1903 - 2003)
:官庁造園技師として日本国内や戦前の満州で多くの公園緑地計画と都市の計画設計に携わる。国際花と緑の博覧会協会長 IFLA副会長等を歴任

ジェームス・C・ローズ(アメリカ 1910 - 1991)
:20世紀初頭アメリカで起きたランドスケープデザインの近代運動をリードし、ランドスケープデザイン教育からの変革をもたらす設計手法の意欲的な一連の記事を多く残す

ジェラルディン・ナイト・スコット(アメリカ 1904 - 1989)
:女性のランドスケープ・アーキテクトとして最初のライセンス取得者。カリフォルニア大学バークレー校ではおもに特に、植物材料や植栽計画を担当

重森 三玲(しげもり みれい 1896 - 1975)
:昭和期の日本の作庭家・日本庭園史のさきがけとなる研究家。作庭した庭は、力強い石組みとモダンな苔の地割りで構成される枯山水庭園が特徴的

ジャン=シャルル・アドルフ・アルファン(フランス 1817 - 1891)
:オスマン男爵の元でフランスの首都パリの都市改造業務、公園緑地系統・パークシステム構築を担当した

ジョージ・ケスラー(アメリカ 1862 - 1923)
:カンザスシティ・パークシステムを立案し実現。カンザス・シティの成功で、新しい職能である都市計画家の出現を促したとされ、日本への都市形成への影響も大きい。

ジョセフ・パクストン(イギリス 1803 -1865)
:第1回ロンドン万国博覧会 (1851年) で水晶宮(クリスタル・パレス)を建設 イギリスで最初に公園を設計し建設した人物

進士五十八(しんじ いそや 1944年 - )
:東京農業大学学長や日本都市計画学会長、日本造園学会長を歴任し、教鞭や著書などでランドスケープの発展・普及に務める

仙田 満(せんだ みつる 1941年 - )
:こどものあそび環境に関する研究を行い、主に児童向け公共建築を手がける。こども環境学会会長
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【た】
高野文彰(たかの ふみあき、1944年- )
:高野ランドスケープ・プランニング設立 国営みちのく杜の湖畔公園、フランス・アルベール・カーン庭園

龍居 松之助(たつい まつのすけ 1884 - 1961)
:日本文化史及び造園史の教育にすごし、多くの著書によって日本文明史をあきらかにし日本庭園美を広く紹介、英文での日本庭園書を発刊して海外紹介にも功績があった

田中章(たなか あきら)
:生物多様性オフセット、ミティゲーション政策、生物多様性バンキング、ノーネットロス政策、HEPを日本にはじめて導入した

田村 剛(たむら つよし 1890 - 1979)
:日本の国立公園、海中公園制度の確立と発展に尽くす

田阪 美徳(たさかよしのり、1895 - 1969)
:明治神宮・橿原神宮の林苑造成、伊勢神宮の修復などの大事業に多く関わった、神社林苑の計画造成管理の権威

ダン・カイリー(アメリカ 1912 - 2004)
:ランドスケープアーキテクチュアのモダニズム運動に着手 幾何学的な構成手法で、シンメトリーからアンシンメトリーにいたるまでの古典的構成を近代建築の作品に生かした

丹下 健三(たんげ けんぞう 1913 - 2005)
:「世界のタンゲ」と言われ、日本人建築家として最も早く日本国外でも活躍。「建築家としてトータルに都市をデザインすること」に情熱を持ち続けた

団塚栄喜(だんづか えいき、1963年- )
:コンテンポラリーアートをバックボーンとした独創的なランドスケープデザイナー。「EARTHSCAPE」代表、「MHCP」主宰

チャールズ・ブリッジマン(イギリス 1690 - 1738)
:自然主義的風景スタイルの庭・風景式庭園をイングリッシュガーデンデザイン型式の庭園として導き、またハハー(Ha-ha)といった庭園技法を考案した

ディーター・キエナスト(スイス 1945-1998)
:庭師からランドスケープに関わる。西洋庭園の起源である楽園を自らのデザインを通して問い続けることで、「パラダイスはまさに今、ここにある」というテーゼを立てるに至る。

戸野琢磨(との たくま 1891- 1985)
:造園分野では日本人で初めてアメリカの大学で学位を取得し、帰国後日本ではじめての造園のコンサルタントを設立

トーマス・チャーチ(アメリア 1902 - 1978)
:おもにアメリカ西海岸で、小規模な個人庭園を中心にデザイン活動を展開。革新的なデザインの庭園を次々生み出した
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【な】
長岡安平(ながおか やすへい 1842 - 1925)
:明治年代から大正初期に至る間の造園技術の第一人者、また公園行政官のパイオニアとして日本人初の公園デザイナーと呼ばれる 地域の自然特色を生かす設計手法に努めた

中島健(なかじま けん 1914 -2000)
:政財界の要人の邸宅の庭を設計施工のほか、世界各国で日本庭園を作庭。国内650ヶ所以上、海外20ヶ所以上の庭園を設計・施工管理を行う

中根 金作(なかね きんさく 1917 - 1995)
:「昭和の小堀遠州」と称えられた日本の造園家、作庭家 日本国内と海外で300近い庭園を作庭
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【は】
ハンフリー・レプトン(イギリス 1752 - 1818)
:英国の代表的造園家 風景式庭園(en:landscape gardening)という言葉の創案者 てがけた公園や庭園の数は、およそ200にのぼるとされている

ピーター・ウォーカー(アメリカ 1932年-)
:Peter Walker and Partners設立 ハーバード大学元教授 作品はアーティスティックな幾何学的表現に特徴をもつ

ヒデオ・ササキ(アメリカ 1919 - 2000)
:日系アメリカ人。SWAの創始者の一人。環境デザイナーとして広く環境デザインの設計活動を展開するかたわら、ハーバード大学デザインスクールで多くの門下生を育てた。

フリードリッヒ・ルードヴィッヒ・フォン・シュケル(ドイツ 1750 - 1823)
:ドイツにおける風景式庭園の創始者で、ミュンヘンにあるフォルクスガルテンの具体作エングリッシャーガルテンを生み出した

フレッチャー・スティール(アメリカ 1885 - 1971)
:20世紀初頭のアメリカ造園運動の功績で知られ、700もの庭園設計を行ったとされる

フレデリック・ロー・オルムステッド(アメリカ 1822 -1903)
:「ランドスケープ・アーキテクト」を最初に公式に名乗った人物。ニューヨーク・セントラル・パーク設計者

フレデリック・ロー・オルムステッド・ジュニア(アメリカ 1870 - 1957)
:フレデリック・ロー・オルムステッドの会社を承継し、野生動物の保護活動で知られる。アメリカ公園協会創設メンバーであり、後にアメリカ造園協会長も歴任

ポール・フリードバーグ(アメリカ 1931 - )
:M・ポールフリードバーグ・アンド・パートナーズ開設。また、ニューヨーク市立大学に都心にある大学としては初めてランドスケープアーキテクチャー講座を設立

本多 静六(ほんだ せいろく 1866-1952)
:明治期以降の日本の大規模公園の開設・修正に携わり、日本の「公園の父」といわれる
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【ま】
枡野 俊明(ますの しゅんみょう 1953 -)
:曹洞宗の僧侶で作庭家(日本造園設計代表) ブリティッシュコロンビア大学特別教授

宮﨑 吾朗(みやざき ごろう 1967 - )
:ランドスケープアーキテクトから映画監督 三鷹の森ジブリ美術館総合デザイン

森 歓之助(もり かんのすけ 1894 - 1960)
:造園指導者として人材育成にあたる傍ら、多くの造園作品を残す。カナダ・バンクーバー市のブリティッシュコロンビア大学構内に新渡戸記念庭園を設計施工
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【や】
山崎 亮(やまざき りょう、1973 -)
:株式会社studio-L代表。公共空間のデザインに携わるとともに、完成した公共空間を使いこなすためのプログラムデザインやプロジェクトマネジメントに携わる。
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【ら】
ルイス・バラガン・モルフィン(メキシコ 1902- 1988)
:国際主義的なモダニズムと地方主義との調和をとった建築家 庭園や屋内に水を張った空間を取り入れたり、建物に溶岩やメキシコ独特の植物からなる庭園を作ったことも特徴

ロバート・ザイオン(アメリカ 1921 - 2000)
:ポケットパークの作者として知られる。ペイリーパーク、ニューヨーク近代美術館中庭 IBMワールドヘッドクウォーターアトリウム

ロバート・スミッソン (アメリカ 1938- 1973)
:現代美術家。ランド・アート(アースワークス)と呼ばれる美術の潮流にかかわり重要な作品を残した。

ロバート・ブール・マルクス(ブラジル 1909 - 1994)
:画家・芸術家として、さらに生態学者やナチュラリストとして公園や庭園デザイン分野で活躍し世界的に有名

ロバート・ロイストン (アメリカ 1918 – 2008)
:ベイエリアスタイルの造園家のひとり。第二次世界大戦後、造園デザインのモダニズムスタイル確立に導いた。

ローレンス・ハルプリン(アメリカ 1916 - 2009)
:今日のワークショップをデザイン教育、住民の体験を基にする市民協働まちづくりの分野へ取り入れるといった手法も実践
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【わ】
涌井雅之(わくい まさゆき 1945 -)
:石勝エクステリア設立。愛・地球博会場演出総合プロデューサー
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